現代コミュニケーションの問題点

 今回のLECOで学んだ「現代のコミュニケーション」をご紹介いたします。
2015年早稲田大学政治・経済学部大問番号3より


コミュニケーションには大きく分けて2つの種類がある。1つは話し言葉、もう1つは書き言葉。

 例えば話し言葉は冗談が、書き言葉は書面に書く言葉があげられる。

 インターネットの発達に伴いコミュニケーションの取り方がかわりつつある。その1つにメールがあげられる。メールとは相手とのコミュニケーションを電子機器を介して行う。よって直接相手がいなくても伝達ができるという点では優れているが、相手の表情や声のトーンが存在しないために雰囲気を想像によって作り上げなくてはいけないという問題点もある。

 よって本来は話し言葉で伝えたつもりの内容が書き言葉としてとらえられたり、逆のパターンとして話し言葉としてとらえらる事態が生じている。そのことで伝達者の意図に反する形で受信者に誤った理解をされることになり、本来生じる必要がない問題が生じてしまっている。


 技術の発達で、いつでも、どこでもコミュニケーションをとれるようになったというのは凄いことだと思います。しかし、本来直接行われていたものがバーチャルになることで相手が何を考えているのか、どんな気持ちなのかははかりしれなくなったことに、多かれ少なかれ不安は生じていると思います。

 そんな事態に対処することに成功したのが顔文字だと思います。記号を組合せ人の表情に似せることで、自分の気持ちを相手に伝達します。だからこそ相手との関係をバーチャルで合理的かつ円滑に行うためには、話し言葉の際には顔文字を使うことで、誤解を防ぐ。ということが更なる有効手段だと思いました。

今回の見ていただきありがとうございます。