西洋の普遍性の起源

今回のLECOで教わった「西洋の普遍性の起源」について紹介したいと思います。
2014年同志社大学全学部大問番号1より


絵画は言語より理論性が劣る。しかし、言葉よりも細かい描写を一瞬で表せるという点では絵画は言葉よりも優れたコミュニケーション手段の1つである。絵画の根本には曖昧さがある。そのことが今日の視覚中心主義の思想、文化、社会を支えてきたと言っても過言ではない。



例えば、西洋で主とされているキリスト教ユダヤ教イスラーム教とは異なり神の姿(イエス)を表象する。本来目に見えない神を目に見える形で置き換えるという行為の根底には曖昧さがあり成り立っていることがわかる。



また、視覚中心主義の西洋が絵画の技術を発達させた理由の1つには聖書、神話を絵画に置き換える(視覚情報化する)ことで的確にかつ劇的に伝達しようとした試みがもととなっている。そして今日イメージしやすい西洋の思想、教えであるキリスト教が広く広まったということである。



私はこの文章を読んで視覚情報の与える強いイメージを理解しました。現在は証言より写真のほうが信憑性があるというのは事実だと思います。週刊誌のスキャンダルにしても記者が伝えた内容だけではデマなのではないかと批判されます。しかし、写真つきだと取り上げられてる記事に批判する人はいますが、内容の審議を疑う人は少ないです。

よって、視覚情報は何よりも信憑性が高い媒体であることがわかります。そして、今のメディア産業は視覚情報を巧みに操り情報操作することも容易であると思うので、日々勉強することで情報に惑わされないことが重要だと思いました。


今回も見ていただきありがとうございました。