個を理解するために

今回のLECOで教わった「個を理解するために」について紹介したいと思います。
2013年一橋大学大問番号1番より

日本全体の地形を普段考える人はそんなに多くないだろう。まして、各都道府県のことですら考えることはないかもしれない。自分の住む町や会社、学校の周りの地形しか普通は考えないだろう。では逆にどのようなときに都道府県ないし国という単位で捉えることがあるのだろうか。

あくまで1つの例だが、私たちは天気予報を各都道府県で捉える。あるいは地方によって捉える人もいるかもしれない。

このように何かについて知ろうとしたり、理解しようとするときには普段自分が確認することのできないスケールを俯瞰することで確認しようとする傾向がある。

先程の例は天気予報だったが、人と人の個別的な関係を知る際も同様で企業、コミュニティー、社会、親族など普段確認できないような大きなスケールから考えることが有効なのである。