記憶と写真
個を理解するために
身近な物事と証明
今回のLECOで教わった「身近な物事と証明」について紹介したいと思います。
2015年九州大学教育学部大問番号2番より
哲学者デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という言葉は有名です。大意は、物事の存在を疑う自分の存在はは否定できないということである。つまり、自分は物事の存在を疑うが、疑う主体の自分の存在は確実である。自分の存在だけは確実であるが、証明することができないということです。
このように、何かを証明するにあたり、必ず前提とされるものがあるということ。むしろ、前提とするものがない場合証明どころか話が前に進まないものである。
このことを踏まえると、私たちの生活に身近な法律や制度とは人間の存在を元に成り立つものである。したがってそれらのことは人間にとってどのような意義があるのかということが示されなければいけないものである。また、人間に関わる多くの物事とは人間の存在を前提とし、何らかの意義があるものとして存在しているということが証明されるべきなのである。
今回も見ていただきありがとうございました。
人間の特殊な能力
最良の方法
資本主義はなぜできたのか
なぜ人間は文明を発達させることができたのか
今回のLECOで教わった「なぜ人間は文明を発達させることができたのか」について紹介したいと思います。
2013年名古屋大学教育学部大問番号一番より
夏休みの宿題を最終日にあわててやったことがある人は多いのではないだろうか。本来1ヶ月かかるものでも1日で終わらせることができると知ったら、夏休みの初日にやれば良かったと思うだろう。しかし、それは無理なのである。なぜなら宿題をやらなくてはいけないという意識が欠落してるからだ。
このことから人間と他の動物の違いを見つけることができる。
人間は今まで色々なものを作ったり発達させたりしてきた。しかし、他の動物はこのような変化が見られない。なぜだろうか。
それは人間には有り他の動物には無い、意識という概念が答えとなっている。例えば、早起きしなきゃいけない、出掛けなくてはいけない、いずれ死んでしまうなど意識の現れ方は様々である。しかし、他の動物にはこのような意識という考え方がないのである。
人間は意識することで人間の文明を発達させてきた。つまり、人間は意識することが行動の理由となっているのである。